スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

節分も終わりました。

昨日は立春、佐渡島も先日までの時化がうそのような穏やかな天気が今日も続いております。
風もなく陽もさしていますが日陰の冷気はまだ厳しいものがあります。

ちょっと歩いてみるとふきのとうや福寿草が芽を出して春近しの感じです。
ふきのとうを摘んできて自家製のフキ味噌をつくり香りを楽しみながら食が進みます。

立春前日の娘たちの家族の様子もブログで楽しませてもらいました。
私には娘が3人いて滋賀県に住んでそれぞれに孫が二人づつ、ブログや写真メールで日々の
様子を知らせてもらっています。

節分には豆まきや関西名物の恵方巻きを自家製の海苔巻きで楽しんだようです。
孫たちにも良い思い出となったでしょう。
ふりかえってみると仕事人間だった私は娘たちに節分の思い出など作ってやっていたのでしょうか。
娘よ、許せ。その代わりといっては何だが、今、孫たちにせっせと尽くしております。

私の子供時代の節分の思い出としては父親の豆まきと雪の冷たい思い出です。
私の故郷は新潟県の北部、岩船町という漁師町で父の代まで漁師でした。
漁師は船の上でエンジンの音に負けないボリューム音量で話しますので、声がでかい。
節分の日は必ず雪が積もっています、暖冬のこのごろはいつの頃からか雪がありませんが私の子供時代は12月中旬から2月一杯は必ず積雪があり豪雪時は家全体が雪に埋もれることもあった。
節分の日は豆木(大豆の茎を干したもの)に鰯の頭つきの干物をさして戸口や窓辺におき、
父が普通(一般人よりは大きい)の音量で神棚、仏壇、座敷、台所、トイレ・・・・・・・と家中に豆まきをした後で、クライマックスを迎えます。
閉じた玄関の内側に豆を入れた一升枡を小脇に抱えて父が仁王立ち、引き戸の内側に兄と私が手をかけてスタンバイ。妹は母のひざにしっかり抱かれてしがみつき。
やがて、深呼吸して息を整えた父の合図で私たちが戸を開けるとすかざず父が持ち前の大音量で

ふくはうちを3回

おにはそとを2回

続けておにのめんたまぶっつぶせ!と言った所で

私たちがピシャっと戸を閉めます。
その頃には雪夜の静寂のなかからあちらこちらで「おにのめんたま・・・・・」が聞こえてきます。

豆まきが住むと晩御飯、父は上機嫌で晩酌をたのしみ妹は家族全員の年齢分の豆を拾い、
しかし私には憂鬱なおとづれ、
施餓鬼供養なのでしょう、各家々を追い立てられた鬼や魔物を供養するためにと近くの四辻へ母が包んでくれた半紙にくるんだ豆を男児が一人でおいて来なければなりません。いつの間にやら私の役でした。
置いたら決して後ろを振り返ってはなりません。
当時は車も通ることなく除雪もされてないため人どうりが途絶えると道はひざ上までの雪です。
外灯もなく雪明りの中をやっとたどりついて置いたらあとは一目散。
恐ろしさに追い立てられて何度も転げながら長靴の中に雪をいっぱいつめて家に転げ込みます。
四辻から家まで30メートルほどの距離が恐ろしく長かった。角の家の子がうらやましくて仕方なかった。
今でもふるさとでは同じ行事が続いているのでしょうか、
雪のつめたさ、当時の親父の力強い頼もしさを思い出します。

それにしてもきめぜりふの「おにのめんたま・・・・」はなぜなんでしょう?
たしかに、ふくはうち、おにはそと、だけより収まりが良いような気がします。

いたちの最後っ屁のような・・・

スポンサーサイト

テーマ : 雑記
ジャンル : ブログ

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

はじめまして

佐渡に移住されたんですね!釣りのことなどとても興味がありますので、ぜひこれからもブログ拝見させていただきたいです。
よろしくお願いします。

節分の豆まきも地域によっていろいろなやり方があるんですね。
最後にピシャっと戸を閉めるところはウチと同じだと思って読ませてもらいました(^^)

ロボ侍様

こちらこそよろしくお願いします。

節分の思い出

大丈夫です。ちゃんと母ちゃんが豆まきをさしてくれて、歳の数だけお豆をたべた思い出もあります。

プロフィール
新潟県北部の漁師の次男坊で生まれ、情報産業に従事して退職後は佐渡島で生活。

nakajiki

Author:nakajiki
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
CalendArchive
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。